対策のレベル (商品技術の案内)
技術ベースのチェックリスト
暴走への途、で紹介した問題点をクリアする為のチェックリスト(必須)
組込んだシステムの検査方法(ソフトウェアによる異常発生方法)(必須)
レベル1:リアルタイム・リセット
CPUに周期的に短パルスでリセットを行います
機構が簡単なので、回復率は高く、ほとんど全ての場合に回復できます
簡単な機構で済む、OS無しの単純な用途に向いています
割込みはポーリングだけになり、ハードウェアの割込みは使えません
CPUだけをリセットできる専用のマイコンICが必要です
レベル2: FUJIMI
周期的なリセットの直前に割込みを掛ける事でリセット処理を隠します
回復データをキャプチャしますので、壊れた回復データを取得した場合、回復できません
複雑な処理も行えます
割込み処理も普通に使えます。
組込みOSの使用も可能です。
CPUのみをリセットできる専用のマイコンが必要です。
レベル3: MiRK、ERIS
割込みにて回復データのキャプチャを行います
ほとんどのマイコンで使えます
回復は、CPUが検出するエラー、割込み時のスタックの検査、等から
連続したノイズの場合、回復できず、初期化を行います
個々の用途に向けて個別に組み込む事が必要です
レベル4: Revive-OS (開発中)
組込み用のOSのカーネルに組込みます。
暴走の、検出、回復、回復点のキャプチャをBIOSに組込みます
コンサルタント: 御客様の製品を止まったままにならなくするコンサルタントもしています。
応用により、最適な製品を選ぶ必要が有ります。御相談を歓迎します。