リバイブ・システム株式会社
輸出規制

 当技術、マイコンが動作を停止した際に短時間に実行性を損なわずに動作を再開させる技術は、パチンコ台起因の民生の技術です。
 しかし「兵器」への転用も危ぶまれており、海外にての悪用を避けるために、貿易管理令の貨物省令、第19条3項4号として
当技術の輸出の際には許可が必要な「該当品」です。
 各種の機器に応用された場合には、その特定の機器に対しての規制になりますが、「技術」を取出して輸出品目とする場合、
容易に取り出せる場合には対象となる可能性が有りますので、経済産業省の貿易管理課に御問合せ下さい。

 当技術、マイコンの暴走対策を公表した以後、北朝鮮が高高度で核爆弾を爆発させて、
核分裂の際に発生する強烈な電磁波により、対象とする国、都市の機能を奪うのでは?と
いう危険性が一時、心配されました。
 この心配に対し、その様な電磁波により重要なインフラを支える電子機器が動作停止と
ならないかが検討された際に、この技術も対策技術の一つとして検討されました。
 実際には、その様な電磁波は「雷」と波形も効果も同様と分かり、心配は解消しました。

 しかし、この検討の際、経済産業省は当技術が軍事に悪用される事を危惧しました。
 その後の、ロシアのウクライナ侵攻で、ドローン、が新たな武器、それも安価で効果の
大きい武器として従来の戦闘を変化させています。
 米国では、ドローン対策として、電子パルスを発生する装置を開発しているとしたニュースが
有った。(日韓工業新聞、https://www.nikkan.co.jp/articles/view/498237、他)
 当、リバイブ技術をドローンに組込めば、EMPによる攻撃で1瞬制御が失われても、
ただちに回復してしまうので、EMP攻撃は無効に出来ます。

 推定でありますが、この様な理由から、軍事転用可能な民間技術、に認定されたものと思う。

 風向風速計のページで紹介した通り、雷の直雷を受けても回復可能な技術であるので
組込めば、各種の電磁パルスでは止める事はできなくなるでしょう。

 経済産業省では輸出に際し、輸出許可が必要な物品、技術の表をEXCELにて公表しています。
 この「該当品」リストは以下のリンク先の経産省のページよりダウンロードできます。

    安全保障貿易管理**Export Control*貨物・技術のマトリクス表

 このEXCELによる表の該当部分のコピーを以下に示します。表中の「○」印は「プログラムを
示しています。1ミリ秒としているのは、パチンコ、パチスロ台の回復時間が通常、
2ミリ秒かかる事、ドローンの姿勢制御を失わない時間から来ています。


 経済産業省の省令の根拠は、ワッセナー・アレンジメント(Wassenaar Arrangement です。
ワッセナー・アレンジメントは、共産圏への高度技術品(半導体製造技術、等)を規制していた
旧COCOM(対共産圏輸出統制委員会)の後継組織で、共産圏ではなく、紛争地域への
軍用品として使えるものの輸出を規制する組織です。
 ワッセナー・アレンジメントへは、現在、42ヵ国が参加しており、毎年、オーストリーの
ウィーン(Vienna )にて開催されている。